金継宗家の金継ぎ[金継ぎの歴史]その1

  • 2013.06.16 Sunday
  • 09:00

中国での陶磁器の修繕法は鉄の鎹(かすがい)金具継ぎ 

 

馬蝗絆(ばこうはん)青磁(せいじ)茶碗

 馬蝗絆(ばこうはん)青磁(せいじ)茶碗】 

13世紀南宋時代 重要文化財 東京国立博物館 蔵


 馬蝗絆(ばこうはん)青磁(せいじ)茶碗


鉄の鎹(かすがい)金具継ぎ


 

中国での陶磁器の修繕で有名な物語が有ります。

15世紀中期、室町幕府八代将軍足利義政が所持していた唐物(からもの)青磁茶碗にひび割れが生じたため、代わるものを中国に求めたところ、明時代の中国には、このように端正で美しい色の青磁はもう無いと言って、このひび割れが生じた青磁茶碗を鉄の鎹(かすがい)金具継ぎで修繕して送り返してきたという。

青磁茶碗の傷口の鉄の鎹(かすがい)留め金具を、馬の背中にとまった蝗(いなご。バッタ)に見立てて、馬蝗絆(ばこうはん)と名づけたという。

 

ところで、日本の【金継ぎ】とは文化が異なる中国での陶磁器の修繕法の鉄の鎹(かすがい)金具継ぎは現在も伝承されているようです。

2001年に上映された中国映画「THE ROAD HOME 初恋の来た道」の物語の中で、割れた茶碗を鉄の鎹(かすがい)留めで修繕する場面があり、職人が割れ目を繋ぎ合わせて茶碗を紐で強く縛り、それから外側の割れ目の両側に金剛砂を付けた尖った錐(きり)で2か所穴を開けて、コの字型の鉄の鎹(かすがい)をはめ込んで金鎚で叩いて留める作業風景が克明に映しだされていました。この映画を見て、壊れてしまった思い出のある陶磁器を修繕して再生させて大切に残したいという思いは、どこの国も同じなのだと想うと共に、あらためて日本の【金継ぎ】の美しさと日本文化の素晴らしさを再認識しました。

金継宗家 宗匠 塚本将滋(尚司)

 

金継宗家 金継教室 http://urushiart.com/schoolroom.html

金継工房 http://urushiart.com/kintsugikoubo.html



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